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評価:
ひうら さとる
講談社
¥ 700
(2011-04-13)
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ひうらさとる先生の最新刊「ヒゲの妊婦(43)」
とっても楽しみにしていましたが、
期待を遥かに軽く上回る内容でした。
これまでのひうら先生の作品に共通する
「フワフワとした軽やかさ、良い意味での漫画的アリエナサ」
がここでも発揮されてます。
「出産ものエッセイ」の中では、異彩をはなっている。。。
勿論、40代を超えての出産。全てが順調な妊娠ではなかったこと、
常に自分なりに考えて出産プランを選択し実行していることなど、
リアルな面も描かれております。
が!それを凌駕する『ひうら先生のキャラクター』の明るさ、
周りの暖かさが、「とても大変なこと」をヒョイッと軽々、
楽しそうに成し遂げてる経緯が大変印象に残りました。
もちろん、誰もが40代で初産で無事に出産を成功させることが出来るというわけではないでしょうし、ある程度の蓄えも必要であろうことは十分承知しております。
(加えてひうら先生は別嬪さん。)
それでも、30代すぎて職人のように根詰めて働いてる
(と自分では思ってる)
独身女史の私には、なんだか読んでて気分がラクになる一冊でした。