ボンジュール!
nyamazakiシャンデリアです!

小銭王としての成長記録を日々をつづっていきたいと思います。
出来うるかぎり、くだらないことを!
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作者へのイメージ一新!
 「天才 柳沢教授の生活」や「摩天楼のバーディ」など、クールで熱く、
ビューティな漫画をたくさん描かれてる山下先生の『家ものエッセイ』。

「すごく精神的、美意識にあふれた内容で、ついていけなかったらどうしよう。
DOKIDOKI」しながら購入しましたが、そんな思いは1話目で吹っ飛びます。

「先生、こっち側だったんだ!!?(おこがましい。本当にすみません。もう言いません。)」と一気に感情移入して読みふけりました。

というのも本書1冊つかって、まだ土地も買えてない。
イメージにあった土地の交渉をようやく・・・といったところ。
その間、先生悩む悩む。しかも「金がない」とか「(仕事ばっかりやって来て)交渉が苦手」という。
(ええ!私こんなに御本を買ってるのに・・・、先生売れっ子なのに・・・
と思いましたが、読み進めると理由が次第に明らかになります。)

ちょっと慎重な独身女性で、家を買おうか迷ってる人は共感できるポイントが多いと思います。
先生、「理想のイメージ」が明確なのに、あるいは明確ゆえか本当に迷い悩まれます。

ある意味、こんなに次の展開にハラハラな漫画もめずらしい。
レジで購入前「この厚さでちょっと高いな」と思いましたが、
読了後はそんな気持ちも吹っ飛びます。
戦国美姫伝花修羅 3 (プリンセスコミックス)と秋田書店
評価:
山田 圭子
秋田書店
¥ 440
(2011-04-15)
コメント:あれ?まだ商品画像がアップされてないのか。

3巻まで来て、主人公も年齢上がりました。
ていうか、展開はやすぎです!
戦の緊迫感と疾走感のある演出、山田節前開のトンデモ展開(笑)で、一気に読めました。
次刊で一区切りのようで、今回はぶんぶんふりまわした印象。
新キャラ(明智光秀)もクール美形です。
(未だ第一印象ではありますが)「漫画の中では冷たい人が好き」な人は好きなタイプかもしれません。(例:入江君:イタズラなkiss)

今回一番気になるシーンはp56の葯枝様です。(涙であってほしかった。笑)


****
せっかく面白いのに、大型書店でも見つからず、密林でゲットしました。

秋田書店は、私が小中学生の頃から応援してる先生方を未だ大切に抱えてくれてる素晴らしい出版社だと思います。
(ど田舎の小中学生のころから、りぼんとプリンセス、ビバプリンセス、プリンセスゴールドだけはなんとか入手し愛読してました。はじめて王紋やエロイカみたときの衝撃ったらもう。。)

作品群も個性的ですきなんだけどなあ。
いまいち本屋さんでも棚がとれてないのが不思議。
応援つづけますから、これからもよろしくお願いします。


「思ってたよりフツーですね 2」衝撃の新展開です!!
評価:
榎本 俊二
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2011-02-28)

 榎本俊二先生の最新刊!!
掲載誌が「本の旅人」なのでこんな短期間に?2冊目がでるとはおもいませんでした。

今回は、回想シーン多めです!
一巻目よりもさらに筆が冴え渡ってます。
俊二青年が、映画専門学校にとりあえず通いつつ、漫画家になるまでの魂と自尊心の軌跡が綴られています!!

作中で、榎本先生が広島県に突然移住するくだりがあります。
今後の作風にどんな影響が出るのか、ヒヤヒヤドキドキしています!!(楽しみ)
ブルースウィリス似のお母様の出番が減りそうで少し不安ですが。。。。

加えて、長女が凄く成長しています。長女ファン、必見です。

ほか、本作のタイトルの意味が判明します。
いまから次刊が待ちきれません!


花咲ける青少年 特別編 鵯
 まってました!花咲ける青少年の最新刊!
白泉社も心得ているのか、帯には「待望の完全新作」の文字!!
長年のファンの皆様、購入して間違いないと私は思います。

中身は見てのお楽しみですが、
1話目:ルマティ編(現在の話。登場人物全員集合。
          キックオフ!!)
2話目:ムスターファ編(過去〜現在)
3話目:カール(過去〜現在)
となっております。

それぞれの人物に成長があり、心地よい時の流れを感じます。
また若干外見に年月(成長)が感じられ、その点もドキドキしました。
樹先生も気を使って当時の絵柄にもどして描いてくださっていることも
あとがきに触れてあり、読者サービス満点の内容となっております。


背景や世界観も緻密でため息が出るほどです。
こんなに重量的な質のよい読後感のあるマンガを読んだのは久しぶりです。
(映画見たあとの感覚に近い。視覚的な情報量が多いからかしら?)
それを1話1話違う方向性で表現される樹先生はホントにすばらしいと思います。

高校のとき、初めて本作品を読んだときはルマティにはまり、
新社会人になったときは「立人」ってやっぱ良い男かも?!と鞍替えし、
30過ぎて、今回改めて読むとカールが良い男に見えます。
ムスターファは・・・・いつになっても好きと言っては行けないほど遠い存在です。
(涙ボエー)




若い子に読んでほしい。「 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」
 表紙で、尻込みしていましたが、読んでよかった一冊です。

実は今の外見からは想像に難しいが、あたくしも高校時代野球部のマネージャーでした。
しかも、県立の進学校で毎年ベスト16程度。
110校ひしめく激戦区にあり、推薦枠のない公立高校は、私立の名門高校にスタート地点で差がついてまして・・・撃沈。

当時の、自分が本書を読んでたらどうだったかなあ・・・と重ね合わせて読んでました。
主人公の「みなみちゃん」できが良すぎます。本当に「真摯」でまじめ。

欧米の「マネジャー」と日本の「マネージャー」、意味する内容が違うけど、若さ故の勘違いで野球部のマネージャーが野球部を、学校を、地域を改革していく!
その快進撃には爽快感が伴いました。

また周りの部員や周囲の人々もみんな理想的な「真摯な顧客」。
悪い人が一人もいないんじゃないか・・・という理想郷?の中で、変化の連続。

全員が真摯に同じ方向を向いて、強み弱みを生かし、顧客の満足を追求する」という永遠のテーマに挑戦した青春小説です。

ラストシーンも賛否両論あると思いますが、アタクシはこれで良いと思う。
小説としてもとても読みやすい文体で、実際の高校球児達の感想を聞いてみたいと思います。
アニメとかになるんだろうなと思いますが、出来れば実写で2時間映画に仕上げてほしい構成。(勢いが大切でしょう。)

このタイトル、この表紙、すべてイノベーション・・・

若い子に読んでほしい一冊だと思います。

【傑作】ひらひらひゅ〜ん (4) 西 炯子著
1〜3巻は部活のメンバー一人一人にスポットあてた他、
弓道部への姿勢のありかたなど、学園物として清々しく展開していました。
今回の最終巻は・・・

ハーフ美少年(おフランス産)、
超進学校の男子校(開明学園)、
角島県、弓道。
などなどのエッセンスをきかせながら、恋愛の嗜好や進路、親子など
複雑なテーマが、緻密に壮麗に紡がれています。
上質な純文を読んだかのような読後感です。

ア・・・!やっぱり性の壁、こえちゃいましたか・・・!?な展開ですが、
往年の西先生ファンには満足度が高い内容ではないかと思います。
あたくしの中でもSTAYの山王みちる編と並ぶ、近年での傑作かと・・・!


立ち上がりは静かに、途中緊張感を張りつめ、
強烈な余韻を残しつつ潔く終わった本作は、
まさに、1本の弓を放つ動作のようでした。


1〜3巻での登場人物がほとんどでてくるのに、散漫な印象になるどころか、非常に良いエッセンスになっています。
甘太郎(犬)もカワイイ一冊です。


以下、蛇足
笹原氏が開明高校に来た際に案内をしてくれたのは佐藤君であると・・・嬉しいです。
(でも西先生の描きやすいキャラの顔ですしねー^^)




***********
アマゾンの解説

それはほんの気まぐれの罰ゲームだった。
ある日健一は路面電車の中で、市内進学校に通うハーフのイケメンにキスされる。

健一、生まれて初めてのキス。 ところがそのキスに動揺していたのは……!?

ナイーブ弓道男子たちの青春、ついに最終巻!!

***********



惚れた!『カッコカワイイ宣言』地獄のミサワ
ここ1ヶ月、ずっと女に惚れさす名言を考え続けてる・・・! 

個人的には桜井(29)が超お気に入り! 


ジョニーデップ激似出てる本が金で買える! 金で!

ていうのはさておき・・・
今年のギャグマンガでピカイチでしょう!

ブログも秀逸です!
http://jigokuno.com/
やはり『気合い」なのか。。。ONE PIECE 59
 今回は、副題の通り、ルフィの兄、エースの命運が決まります。
予想通りの展開でしたが、満足しました。「白ひげ」の偉大さは行動だけでなく、人望で表現されており、その点も作者の表現力が光っています。
個人的には、イワンコフさんと、九蛇がもっと活躍してほしい。。

これだけ大人気のワンピース。本当にすごいと思います。すごすぎます。
マンガを普段読まない人だって、ワンピースだけは読んでる、テレビ見てる、泣いてると話してます。間違いなく、日本の漫画界を牽引する一作だと思う。

一巻当初から絵柄、世界観、テンションが全くぶれない点も、希有だと思います。

一点きになることがある。
ずっと読み通して来ましたが、「ルフィって成長してなくないか』という点だ。
いつもなんだかんだで「気合い」でのりきってないか?
空気も読めない方だし。
でも読者アンケートでは毎回1位をとっている。

そこらへんで、いまいち入り込めないときがある一作だ。

でも超大ヒットするマンガって、主人公に簡単には感情移入できない作品が多いと思う。
悟空ものだめもそうだし、ガラスの仮面に至っては超人すぎて理解不能だ。
主人公の独白がほとんどない。
大ヒットする主人公の条件は、「未知へのあこがれ」かもしれない。

私もそういう人間になるぞう。


どうやって決着するんだ・・・「はじめの一歩(92)」
 はじめに断っておくが、私は一歩に関しても単行本派である。
(定期の漫画雑誌はflowers、コーラスとkiss、モーニング、モーニング2、メロディ。講談社ふえたなあ。)

一歩対ウォーリー戦がまるまる1冊綴られています。
近年、一歩の対戦相手は「小物感」が感じられ、ひさびさのニューデザイン「野生児ウォーリー君」に熱い期待をしていたんだが・・・。
激しい『漫画的キャラクター』設定に驚かされるばかりだ。

そんな「魔球」を打ち砕くのは「日々の積み重ね」というのが、今章のテーマの一つだと思います。
しかし、どうやら正攻法では勝敗が決しない伏線がチラホラ散見されて、気になる。
次巻をよんでからでないと、感想がまとめずらい。
爽快感のある決着をプリーズ。
きっと青木村編のあと、板垣A級トーナメントだろうけど。。
(きっと久美ちゃんとは進展しないから、青木村でトミ子スクランブル希望。)

+++++++++++++++++++++++++++
個人的には一歩に関しては、千堂戦がベストバウト。
作品全体を通すと、王道の鷹村の世界戦です。間柴戦も捨てがたいですが。
本作のテーマのひとつ、「強いってどういうこと?」一歩はもう掴んだんじゃないかな。

(余談ですが、ウォーリー君は少女漫画に出ると結構モテルタイプじゃないか?花咲ける青少年のルマティ的な外見魅力で・・・・私は嫌いじゃない・・・。)
今作も熱い!山田節炸裂。「戦国美姫伝花修羅 1」
 今作もとっても熱いです。
室町後期の時代物。母と一緒に家を追われたお姫様と、それまで彼女を守ってきたシノビの恋のお話。
1巻表示があるように(凄い嬉しい)、今回は主人公をとりまく時代背景を丁寧に紹介した内容。主人公の元気な正確は、山田先生の作品に共通するものがある。
期待を混めて☆5つ。

山田先生、ブログも開設されたし、長期つづきそうな連載のようだし、長年のファンとしては嬉しい限りです。(ありがとう!秋田書店様)

個人的には、「だから牡丹が好きやねん 」シリーズや「VS バーサス  」のような息苦しい疾走感と愛情あふれる物語になるといいなあ。
牡丹に関しては、小学校のとき読んで、作者のギラギラした才能に当てられて、本当に熱だしました。未だに全部初版で持っています。
山田先生の作品は、万人受けする描き方ではないかもしれませんが、ファンにとって、紙面を超えた世界観というか圧する勢いがあると思います。