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評価:
ヤマザキ マリ
講談社
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風来坊女子の憧れ!! ヤマザキマリ先生の最新作!『地球恋愛」
イタリア、ツバル、デンマーク、ブラジル、シリア、アメリカといった地球を一周しちゃうような舞台で、オムニバス形式で中年の濃い恋模様が綴られています。
といっても、弘兼憲史ではなく、城達也だあ!
読後感がとてもさわやかで、ジェットストリームを聞いた後の余韻ににてます。
今回、舞台となっている国に著者が訪れている、生活していたからでしょう。
北欧のノエルの町並みや、アメリカのマンションなど、リアリティと生活感溢れる表現描写がたくさんあり、「あああ!そうだ!この風景、この空気感!」と「あるある」を感じておりました。
(そしてまた旅にでたくなりました)
一話一話、奇抜ではないですが、善意溢れた、とても良いストーリーでその舞台だけで連載がくめそうなほど素敵な世界観。
でもオムニバス!(贅沢)
何度でも再読できます。
著者の作品で代表作になるのでは。(イタリアの風呂も面白いけど)